大阪市内の路上で最近よく見かけるようになった「電動キックボード」。一体どんな乗り物なのか。スピードは? 乗り心地は? 交通ルールは? 記者(29)が市内のシェアサービスで体験してみた。
ゴールデンウィーク直前のある日、仕事を終え、取材を担当する大阪市役所(同市北区)を出た。「今日は歩いて帰ろうか」。だが自宅までは徒歩で30分。疲れた体には少し遠い。近くで「電動キックボード」を貸し出していたと思い出し、行ってみることにした。乗ったことはないが、よい機会だ。
大阪や京都、東京などでシェア事業を展開する「Luup」(東京都)によるサービス「LUUP」。国の認可を受け、個人所有の車両とは交通ルールが異なる特例の電動キックボードだ。京阪なにわ橋駅近くの駐輪場に併設されたエメラルドグリーンの看板が目印の無人シェアポートで案内に従い、スマートフォンに同社のアプリをインストールした。ポートでは車両を借りたり、返したりできる。
アプリに登録し、電動キック…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル